ダイエットほど最新情報がアテにならないのも珍しいというか
昔からずっと『絶対痩せる方法』は一種類しかない。
どの先進国の政府機関も、確実に痩せる方法は「食べないこと」しかないと発表している。
それ以外の色々な方法は、どの国が真剣に調べてもハッキリ効果があるとまでは言えないわけです。
なので、ココでハッキリ宣言しておきます。
ダイエットとはカロリー制限
です。
ちなみに運動はダイエットと切り離して考えてください。
運動は健康維持のためにする行為であって「痩せるためにやるものではない」と、今は思っていただいて結構です。
私はダイエット経験者であり、現在は173cm 59kg。MAXは73kgありました。現在も体重維持のため続けております。
そう、ダイエットとは痩せたら終わりではないのです。
一度でも太ってしまったら、痩せても痩せても必ずその体重に戻ろうとします。
だから、本当は太らないことが一番です。
もし太ってしまったのであれば、ダイエットは一生続くものだと覚悟しておく必要があります。
そこで、ダイエット成功者であると自負している私が、「ほぼ完璧」なダイエット方法を偉そうにお教えします(笑)。
なぜ「ほぼ」なのかは、後で説明しますね。
まあ、やり方はいたって簡単です。
自分が一日に消費するカロリーよりも「マイナス400kcal」のカロリーを摂取するように心がけてください。
マイナスが累積して合計「マイナス7000kcal」になったら脂肪が1kg減ってます。
普段、1日2500kcalを消費する人を例に挙げると
1日2100kcal食べればイイだけです。
この生活を続ければ20日から1ヶ月で1kg痩せると思います。
たったこれだけです。
コツを3つほど。
1つめは「2日間で調整する」です。
多く食べすぎてしまった日があったら、その分を翌日減らして2日でリセットすることです。
2日間で調整しきれないほど食べ過ぎてしまったなら、そのことは忘れて、次の日からまた淡々とダイエットを続けましょう。
食べ過ぎたショックで挫折してしまう人が多いのですが、あきらめたらそこで終わりです(by 安西先生)。
2つめは「必要以上は食べない。でも、必要な分量は必ず食べる」です。
上の例で言えば、毎日2100kcal食べる計算の場合、かならず2100kcal食べてください。
「前日、多く食べ過ぎた」という理由でもない限り、急いで痩せたいからと言って安易に1500kcalに減らすとかすると、挫折しやすいです。
「必要以上は食べない。でも、必要な分は必ず食べる」
これは徹底してください。
3つ目は「毎日決まった時間に体重計に乗る」です。
毎日体重計に乗るとなぜ痩せるのか、科学的な根拠は解りません。
でも、私が痩せていたとき必ずやっていた習慣であり、太っていたとき必ずサボっていた習慣でした。
絶対に!毎日体重計に乗ってくださいね。
体重計にのる時間は「朝起きて、トイレに行った後すぐ」です。
トイレに行くかどうかは、人によって違うと思いますが、とにかく「朝起きてすぐ」に量る体重が一番正確な体重です。
さて、このダイエット方法がなぜ「ほぼ完璧」なのか。
私はこのダイエット方法でいくつかのミスをしました。
1つは「肌が乾燥しやすくなった」
2つ目は「ツメが弱くなった」
3つ目は「白髪が増えた」
です。
ツメに関してはもう、しょっちゅう2枚爪で苦労する体質になってしまいました。
たぶんですが、カロリーを減らす中で栄養も減らしてしまった結果だと思われます。
栄養のバランスに関しては、私はあまり詳しくありません。
なので、私から詳しい説明はできませんが、十分気をつけてください。
そして「ダイエットに最適な栄養バランス食」みたいなインチキに惑わされないでくださいね。
それから運動に関して。
運動は健康維持のためにするもので、ダイエットと直結して考えないでください。
しかし、私がダイエットの過程で肌が弱くなったり爪が弱くなってしまったことからも、健康的にダイエットするには運動はしたほうが良いのは間違いありません。
ただし、何度も言いますが、痩せることを期待して運動しないでくださいね。
痩せるための運動は苦しいです。苦しんだ割りに痩せる効果は少ないです。
食べた分のカロリーを運動で消費するより、その分を食べないことのほうがよっぽどラクですよ。
運動は健康のためにするものです。
以上が、私のダイエット方法が「完璧」でない理由です。
ダイエットとは「命を削っている」に等しい行為です。ダイエットするなら、健康には十分気をつけてください。
では、このダイエット方法を実践する上で便利なグッズや本を紹介します。
まず、目標に到達するためには現在位置を正確に把握する必要があります。
つまり、今自分が1日に何キロカロリーを消費しているか知らないと、何キロカロリー食べて良いか解りませんよね。
簡単なのはネットサービスで調べることですかね。
身長と体重と基本的な生活パターンを入力すれば、大体の数字は出てくると思います。
それで十分です。
ただまあ、正確に把握したいのであれば「活動計」が便利ですね。
次に、これから食べようとする食品のカロリーを把握すること。
私はコンビニなどでも、食べ物を買うたびにカロリーを見るのがクセになっています。
一気に食事量を減らす方法ではないので、上手く「マイナス400kcal」に納めるため、ある程度正確な計算が必要なんですね。
「マイナス400kcal」は私の経験上、一番苦痛が伴わない数字だと思っています。
とはいっても十分キツいんですけどね。
「1日に必要なカロリー」でも、お腹がすくと思いますよ。
多くの人は、当たり前のようにカロリーオーバーな生活をしているということです。
今、太ってない人。
毎日体重計に乗って、太り始めを気にしておいてください。
ちょっとでも「太ったかも」と思ったら、すぐに食べるのを抑える。
そこで抑えられれば、一番ラクです。
太ってしまった人。
残念ですが、太ってしまった以上ダイエットは一生続きます。
でも、ある程度習慣ができてくれば、苦痛じゃなくなってきます。
あきらめずに頑張りましょう。
間違っても、ラクしようと思って変なダイエット商品に飛びつかないでくださいね。
ダイエットと便通
ダイエットがカロリー制限であるという持論は今でも変わりませんが、ひとつだけ気になっていることがあります。それが『便通』です。
便通が良い時は、結構食べていても太りにくかったです。毎日1回。腸の中が空っぽになったんじゃないかとイメージできるぐらい出し切っちゃうと、本当に太りにくい。
「便通」と「食事制限」に関しては、とても難しく、食事の量を減らすと便通が悪くなりやすいんですよね。イッパイ食べたほうがイッパイ出る。
じゃあ、イッパイ食べたほうが痩せるんじゃ?って思うかもしれませんが、それもなんか違うというか。難しいですね。
食事制限しながら便通を良くする方法として、水分の摂取と運動が挙げられますかね。水分不足は便秘になりやすい。
だからと言って、水分摂りすぎは注意ですけどね。
便通についての補足ですが、便通というと「食物繊維」と思う人もいると思いますが、私の身体の感覚でいうと「食物繊維」の中でも便秘になりやすい食物繊維がある気がします。科学的根拠が無いので具体例は挙げられませんが。。。というか、食物繊維の摂りすぎが便秘の原因になっていそう。
食物繊維は腸をキレイにしてくれると思いますが、食物繊維を意識して摂るなら、水分もバランスよくとる必要があると思います。水分不足で食物繊維を摂ると、余計に便秘になる気がしますね。
ぶっちゃけ、「便通」とは「水分」なんじゃないかと。
この話については、あいまいで申し訳ありません。