ゲームする人と動画編集する人で評価が分かれるRTX3060

RTX3060はVRAMを12GB積んでいることでちょっとした論争になっていたりしますね

上位機種である3080、3070、3060TiでもVRAMは10GBか8GBなので

最下位モデルである3060に12GB積まれていることが不思議がられています

色々検索してみると

現時点(2021年1月14日)ではVRAM8GB以内で納まるゲームが多いらしく

VRAM8GB以内で納まるならGPUコアが高性能の方が快適にあそべるのでVRAM12GBは無意味に近いんじゃないか?って感じのようです。

ただ、少しずつですがVRAM8GBでは足りないゲームが増えてきて、それに対応させる意味でVRAMを12GBに増やしてるんじゃないか?という感じに受け取っている人が多いようですね。

でも、VRAMが足りないってことなら上位機種はなぜ8GBや10GBなんだ?って疑問が残るので論争になってるんでしょうね

これが

動画を編集する人たちだったら話は変わってきます

とくに

DaVinci Resolve

でしょうか

DaVinci Resolveにとって重要なのは

VRAMの量、GPUのコア性能、CPUの性能、メインメモリの量、の順になります

VRAMがいっぱいのってるグラフィックボードはGPUコアも高性能なモデルばかりで必然的に価格が高くなります

なので

GPUコア性能はそこそこでいいからVRAMいっぱいのせて、比較的安価なGPUがでないかなー、ってのは

DaVinci Resolveユーザにとっての理想ではありました。

極端なこと言えば

GTX1660SuperでVRAM16GBとかで安かったら最高なワケです。

VRAMの感覚をパソコンのメインメモリに置き換えて言うなら

高性能CPUでメインメモリ8GBのパソコンと

ミドルレンジCPUでメインメモリ16GBのパソコンとの比較って感じで使い勝手に影響します。

なので

RTX3060に12GBで安価ってのはDaVinci Resolveユーザーの理想に近いワケですね。

特に4Kの動画編集だと

11GBあたりでVRAM使用量が高止まりすることも多々あり

動画編集する人間にとって12GBは物凄く絶妙な量だったりします

理想は16GB欲しかったですが、きっとそれは今後発売される上位機種に搭載されると思うので(上位機種なら24GB以上欲しい)

そういう意味でも最安価モデルに12GBってのがイヤな意味で(ほぼ問題ないけど、ケチらず16GBのせてくれよって意味で)絶妙なんですよね

とにもかくにも

RTX3060が4K動画編集を身近にするGPUなのは間違いないでしょう

追記:

nVIDIA公式の動画で「RTX30シリーズとスタジオドライバでDaVinci Resolveのマジックマスクを高速化」って言ってるね。マジックマスクは一例で他にもAIを使った機能はRTXシリーズで、特にRTX30シリーズだと高速化の恩恵があるのかもね。

 

コメント

  1. ショウガ より:

    ごくごくたまに家族動画を編集する予定。簡易な編集だけど、素材は4K動画もある。
    ゲームは全くやらない。

    そんな自分がBTOにてどのグラボを選べばいいのか毎日毎日悩みに悩みまくっていたので、この記事はズバリ「絶妙」な記事でした。

    とても参考になりました。
    ありがとうございました!

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