クリップオンストロボの縦構図問題と解決方法例

野外での撮影

スタジオ以外での撮影

に関しては

オフカメラライティング、というものをせず

クリップオンで撮影することにしています

理由は何度も話していますが

どこでもライトスタンドを立てられるわけではないですし(むしろ立てられる場所の方が少ない)

スタンドを立てている時間が撮影テンポを悪くして被写体の方の表情に悪影響が出ますし

荷物は重くなるし

クリップオンで上手く撮れることの方が大切だったりします

ただ

クリップオンで撮っていて気になるのが

縦構図の時ですよね

この

クリップオンの時の縦構図問題に関しては

遥か昔からある問題なので解決策、解決のためのアイテムが数多く出ています

現時点でベストっぽいのがコレですかね

ただまあ

この手の道具は自分に合う合わないがあるみたいで

誰にでもオススメできる絶対的な商品ってのはない気がしますね

ということで

最近私がやっている方法を紹介します

これも合う合わないが激しいと思うので

合う人がいたら、くらいの感じで紹介しています

私の場合ですが

カメラはNikonのZ6を使用しています※今回の方法はZ6じゃないとできないワケではなくカメラに対応したリグが有ればできます

そして

今回必要なアイテムがZ6用のリグと呼ばれるものです

私が買ったものはSMALLRIG製で現在は販売していません

似たようなモノとしてコレがあります

カメラのグリップの反対側(カメラ正面右)にあるプレートがアルカスイス互換である必要があり

私が購入したSMALLRIGの製品はアルカスイス互換でしたが

上で紹介した製品がアルカスイス互換かは解りません

とりあえず

そのアルカスイス互換のプレートに

この商品『ユニバーサル クイック リリース クランプ』を取り付けます

下の写真はリグにユニバーサル クイック リリース クランプを取り付けた写真です

リグとを付けたZ6

この商品『ユニバーサル クイック リリース クランプ』にはコールドシューが付いてますよね

コールドシュー

縦構図の時はこのコールドシューにクリップオンストロボを乗せて使うワケです

その場合、カメラ側のホットシューにはコマンダーを乗せて使います

横構図の時はホットシューのコマンダーを外しクリップオンストロボを乗せて使います

欠点は

横構図と縦構図の切り替えを瞬時に切り替えることはできない、ということです

切り替える時は

コマンダーとクリップオンストロボの付け替え作業が発生します

私は

この付け替え作業にかかる時間は許容しています

一応、横構図縦構図を瞬時に切り替える方法もあります

例としてGODOXを挙げますが

カメラのホットシューとユニバーサル クイック リリース クランプのコールドシュー両方にGODOX V860IIIを乗せます

横構図の場合はホットシューの上のGODOX V860IIIを通常モードで使い発光させます

縦構図の場合はホットシューの上のGODOX V860IIIをコマンダーモードに切り替え

リグのコールドシューに乗っているGODOX V860IIIを発光させます

コマンダーモードの時に

◇ホットシューの上に乗っているGODOX V860IIIを発光させない

◇リグのコールドシューに乗っているGODOX V860IIIを発光させる

というふうに事前に設定しておけば

横構図縦構図の切り替えが瞬時に行えます

ただし

重い(笑)

クリップオンストロボ2つも装着するわけですからね

 

私の持っているリグは

縦位置時、横位置時のレンズの中心の位置にマークが書いてあるので

その位置に

今回紹介したユニバーサル クイック リリース クランプを取り付ければ

横構図でも縦構図でも発光位置が変わらない

というメリットがあります

というか

このメリットがあるからこの方法を使っています

 

今回紹介したこの方法をする際

コツみたいのがいくつかあります

まず最初に

コツというか気を付けないといけないことがあります

それは

ユニバーサル クイック リリース クランプのコールドシューに装着できないストロボがあることです

GODOXでいうと

TT685が入りませんでした

V860IIIとTT350は入りました

とにもかくにも入らないストロボがあるということに気をつけてください

コツの話でいうと

横構図縦構図でクリップオンストロボやコマンダーを取ったり付けたりするので

クリップオンストロボやコマンダーはクイックリリース・シューロックのモノを使った方が良いですよ

GODOXでいうなら

V860IIIとXpro2

とかね

もう1つのコツとして(好みの問題かな)

ストラップはカメラ本体に付けずにリグの方に付けた方が良いです

ユニバーサル クイック リリース クランプが付いてる方のアルカスイス規格プレートとストラップが微妙に干渉して

使えないほどじゃないですが気になります

私は

リグの底面にあるストラップ取り付け部と

ユニバーサル クイック リリース クランプが付いてる方のアルカスイス規格プレートの下部にあるネジ穴にストラップ用の穴を取り付け

ストラップを付けています

ただ

SMALLRIGの現行品にはもう

カメラ正面右のアルカスイスプレート下部にネジ穴が開いてないんですよね

なので工夫が必要かと思いますが

とにもかくにも

似たようなリグは色々なカメラに対応したものが出ていると思うので

応用は可能かと思います

ようは

カメラ正面右のアルカスイスプレートにユニバーサル クイック リリース クランプを取り付けて

縦構図の時はそのユニバーサル クイック リリース クランプのコールドシューにクリップオンストロボを乗せる

というだけです

私はこの方法、結構気に入ってます

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