α9の手ぶれ補正能力に驚いた

α9とSEL100400GMで試してみた。

400mmでシャッタスピードを1/100秒まで落としてみた。

ファインダーを覗いてしっかり構えて撮れば

連射ナシでも、ほぼ手ブレすることは無かった。

この事実には背筋が寒くなるほどの衝撃を受けた。

私の普段の実力で言えば

レンズの重さを考えても1/800秒でギリギリ手ブレしないで撮れるかな、というところ。

ニコンの旧型であるAF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) では

200mmで撮る時に1/100秒で連射しても全て手ぶれしてしまうのが私の今の実力。

400mmで1/100秒は、到底考えられない数字。

SEL100400GMには光学手ぶれ補正が付いてるので

α9の実力かSEL100400GMの実力かは謎。どうやらこれは、SEL100400GMの手ぶれ補正の性能のようだ。望遠域ではボディ内手ぶれ補正よりもレンズ内手ぶれ補正の方が有利みたい。

実は

α9での試し撮りで

割と無理の無いシャッタースピードで手ぶれをしたことがあり

α9のボディ内手ぶれ補正の実力はまだ半信半疑だった。

もし仮にSEL100400GMの手ぶれ補正の実力のおかげというのであれば

今後購入するかもしれないレンズ選びに大きな影響が出てくる。

例えば

SEL2470GM

これは光学手ぶれ補正がないので心配だ。

それでもSEL2470GMは必要になるだろうが

単焦点

SEL85F18を考えていたが

光学手ぶれ補正の機能があまりにも素晴らしいというのであれば

SEL100F28GMにする必要がある。

追記:85mm単焦点、1/15秒でファインダーを使った撮影なら9割は手ぶれしない写真が撮れる。背面液晶で7割ぐらい。連射しとけば手ブレの無い写真が1枚は撮れるでしょうね。プロのモデルでもないかぎり1/15秒は人間の方が被写体ブレを起こすので1/25秒ぐらいを人物撮影の限界にしているが、85mmで1/25秒なら手ブレの心配はほぼ無い。α9のボディ内手ぶれ補正は凄い。

さて

400mmで1/100秒で撮れたという話の続きだが

カメラを腰まで下げ、背面液晶のアングルを上に向け、連射ナシで撮った場合

5割ほど手ブレをした。

そりゃ、そうでしょう。

あの重いレンズをそんな不安定な体勢で構えたら、ブレるのは当然。

こういう時は連射を使うと、ほぼ手ブレの心配はなくなる。事実、不安定な構えでも連射を使うことで手ブレの無い写真を確保できた。

ただ、手を上に目いっぱい伸ばして撮る場合は、400mmで1/100秒はかなり厳しそう、試していないが。

とにもかくにも

AF-C、連射、瞳AF、手ぶれ補正

を組み合わせれば、人物撮影においてはまず失敗しようのないカメラであり

止まっている被写体であれば

いつもよりISOを3段ぐらいは下げて撮れるので高画質にもなり

恐ろしいカメラとしか言いようがない。

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