タムロンからZマウント用の
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)
が発表されましたね
このタイプのレンズは
今のところZ純正ではラインナップされてないものの、一般的なダブルズームキットのレンズの1つとしてありがちなレンズなので
個人的にあんまり関心はなかったのですが
よくよく調べてみると
「本製品は、株式会社ニコンとのライセンス契約の下で、開発・製造・販売されています。」
って書いてあって驚きました
例えば
・ハイブリッドAF
・瞳AF
・M/Aモード
・カメラ内レンズ補正 (周辺光量、倍率色収差、歪曲収差)
ってのは、純正のように動くと記載されています。
前に書いたんですが
「Nikon Z6のRAWをLightroomの『カメラ設定』で読み込んだ場合に何が反映されるのか」
ってヤツですね。
Zマウント機の設定で「ヴィネットコントロール」をONにすると
周辺減光が補正されたRAWができあがるワケですよ。
ってことは
Lightroomでレンズプロファイル対応を待たなくても大丈夫ってことですよね。
倍率色収差や歪曲収差も補正されたRAWができあがる。
上に書いた通り
ハイブリッドAFや瞳AFも純正レンズのように動く
これが
純正レンズではなくタムロンのレンズで可能になる。
凄いですよね。
そして
この方式が続くのであれば
35-150mm F/2-2.8 Di III VXD や70-180mm F/2.8 Di III VXDのZマウント版がでるかもしれない。
特に
35-150mm F/2-2.8 Di III VXDなんかは
ずっと売り上げ1位の人気で
もしZマウント版がでたら、激しい争奪戦必死のレンズですからね。
聞いた話では
35~40mmまでF2なんでしょ?(39mmまで?)
ニコン純正40mm単焦点とF値が同じ。
ニコン純正35mm単焦点よりF値が0.2暗いだけ。
35~80mmまでは純正の24-70mmや70-200mmよりもF値が明るい。
それでいて純正大三元2本持つのをこれ1本にしようかと思えるくらいの焦点距離をカバー。
それが
ニコンのライセンス契約の下で発売されたら。つまりカメラ本体の機能をほぼ使えるレンズとして発売されたら…
そりゃ買いたくなるよね。
70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)の発売ってのは
このレンズ本体よりも
その先に夢が膨らむ話ですよね
※補足1:上記にて「70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXD (Model A047)は一般的なダブルズームキットのレンズの1つとしてありがちなレンズ」と書きましたが、それはつまり「画質を我慢して安くした望遠ズームレンズ」という意味で書いているわけですが、サンプルをみると凄い画質ですね。ミラーレスになってから、キットズームであれ他のズームであれ「ズームだから画質が悪い」ってのは当てはまらないレンズが多くなりましたね。
※補足2:Zマウント用の70-300mm F/4.5-6.3 Di III RXDはEマウント用より15000円くらい高いようですね。これはライセンス料はもちろん影響あるでしょうが、Zマウント用のみTAMRON Lens Utilityに対応させたからってのもあるんでしょうかね。説明を読んだ感じ、Eマウント用はカメラ本体からレンズのファームウェアアップデートが可能ですがZマウント用はカメラ本体からのファームウェアアップデートができずTAMRON Lens Utilityを使う必要があるみたいですね。
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