私はD750を使って人物を撮影しています。

手持ちで、主に背面液晶を使用してAFで撮影しています。

他の人から見れば、なんともダサい撮影スタイルですが、こうなったのには理由があります。

それは

ファインダーを覗いての撮影では

ピントが甘い写真を量産する(した)からです。

なぜそうなったのかの原因と対処法を書きます。

考えられる原因

  1. 手ぶれ
  2. ミラーショック?シャッターぶれ?
  3. レンズの性能
  4. 位相差AFのズレ

まず手ぶれです。

これを「ピントが甘い」と勘違いすることは多いです。気を付けましょう

次に

ミラーショックやシャッターぶれと呼ばれるものでしょうか。これも「ピントが甘い」と誤解されやすい原因の1つです。

D750は割とミラーショックやシャッターぶれが有名なカメラです。

私は基本、手ブレを防ぐためにシャッタースピードを早くしており

50mmレンズでも最低1/100秒以上、スピードライトを使用しない時はISO感度を上げてでもできるだけ1/400秒以上で撮っているので

それが結果的にミラーショックの症状が出にくいシャッタスピードなのかもしれませんが

1/100秒だとミラーショックと思われるブレがでること結構ありますね、D750。なので、1/100秒なら背面液晶撮影するかな。もしくは「露出ディレーモード」。手持ち撮影だと使いにくい機能ですが「露出ディレーモード」の1秒設定でも50mmで1/50秒でシャキッとした写真が撮れます。あきらかに「露出ディレーモード」なし1/100秒で撮った時よりもブレが少ない。

とりあえず、手ぶれ防止とミラーショック症状の軽減を考え、手持ち撮影の時はシャッタースピードを速くするのが良いと思います。

次に

レンズの性能。これも意外と「ピントが甘い」と誤解されやすい原因ですね。わたしもしばらくコレを「ピントが甘い」と誤認していた時期がありました。

私はAF-S NIKKOR 50mm f/1.8Gを所有していますが

このレンズは「解放からシャープ」と言われるレンズなので、それを信じて緩い写真を「ピントが甘い」と誤認し続けていたんですね。

このレンズは絞りを開け気味の時はレンズ中央にくらべ、外側にいくほど描写が甘くなります。私が人物撮影する場合、顔の位置は中央であることは少ないのですが、顔のある位置はF2.2で「ビント甘いかな?」と思うくらい描写が甘いです(個体差?)。最周辺部はさらに甘くなります。まあ、スマホやパソコンのディスプレイが鑑賞サイズなら気にならないですけどね。

F4あたりで周辺も十分な描写になるのですが、50mmでF4だとボケは望めませんね。

ボケが欲しければある程度高級なレンズを購入するしかないと思います。

AF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gは、絞り開け気味でも中央部以外の描写は気になるほど甘くなりませんね。

最後に

位相差AFのズレです。

私がファインダーを覗いての撮影ではなく

背面液晶で撮影する一番の理由です。

一眼レフカメラの位相差AFはハッキリ言って信用できません。

背面液晶を使った方が正確です。

同じISO感度と絞りとシャッタースピードで

ファインダーを覗いた撮影と背面液晶を使った撮影では

構えからして手ぶれを起こしやすい背面液晶を使った撮影の方がシャキっとした写真が得られます。

だから

構えがダサくても背面液晶を使った撮影にこだわっています。

しかし

D750の背面液晶を使った撮影は

天気が良すぎて明るすぎたり

ちょっと暗くなっただけで

使い物にならなくなります。

たぶん最新のD850でも同じでしょうね(試用した限りD750のコントラストAFと同じ感じでした)。

また、動く被写体では背面液晶撮影は全く使い物になりません。

ということで

信用できなくても位相差AFを使う場面が出てきます。

D750の位相差AFは-3EVまで対応してますからね、安心して使えるなら使いたい。

位相差AFを信用できない理由は

「すぐズレる」ということでしょうか。

ほぼ毎日使っていると

歩いている時などに、小さい衝撃をカメラに与え続けているからなんでしょうね

2か月も経たないうちに、気になるほどズレたりします。使用頻度によって、ズレるまでの期間に違いはあるんでしょうね。

しかし

それをサポートセンターにもっていって調整するとなると

カメラ1台レンズ3本で1万円を超えますかね。

私のペースでは経済的に辛いです。

なので自分で調整します。

調整方法で使うのは

SpyderLensCalを使用するか

似たようなものを自作するか

になると思います。

私は自作しておりますが、上記のようなちゃんとした製品を買おうか検討中です(結局、買いました)。

なぜ製品版が良いのか

それは

「ピント位置にメモリのゼロの位置がくる精度が良いから」

では、ありません。

実は、この手の製品の精度は、私にとってあまり問題ではありません。

私が製品を買おうか迷っている理由は

自作のモノが紙と段ボールでできており

簡単に壊れそうだからです。

私の自作のピントチェックシートをお見せします。

色々ツッコみたいでしょうが

とにもかくにも、すぐ壊れそうでしょ?

2018年4月26日現在でいうと

春らしからぬ気温の上昇によって?プリントしたピントチェックシートと段ボールの接着面がはがれ始めています。

そういうのをイチイチ貼りなおしたりするのが面倒だから、ちゃんとした製品が欲しいというのはあります。

ただまあ

この程度の精度でも、私のやり方ならちゃんとAFを合わせられます。

では

「なぜ製品の精度が問題にならないのか」の説明をします。

上記の製品SpyderLensCalの公式の使用方法は

カメラを三脚に置き(水平を気をつけて)

SpyderLensCalをカメラの真正面に置き(こちらも水平を気をつけて)

SpyderLensCalの白と黒の四角のどこかにファインダーのオートフォーカスでピントを合わせレリーズケーブル等を使用し写真を撮り

撮った写真を観て

横にある定規のようなカタチをしたメモリのゼロのところにピントがきてれば問題なし

ズレているようならゼロのところにピントが合うよう

カメラやレンズのピント調整機能を使ってピントを合わせてください

ということだと思います。

私の場合は違います。

まず

カメラを三脚に置き

SpyderLensCalをカメラの真正面に置きレリーズケーブルを使用し

1枚目にファインダー撮影のAFで写真を撮り

2枚目に背面液晶のコントラストAFで写真を撮り

1枚目と2枚目の写真のメモリの部分を100%に拡大して比べて、ファインダー撮影の写真のメモリが、前か後かにドレくらいズレているのか?

を観て、調整します。ゼロの位置は関係ありません。コントラストAFは正確、という前提に立った調整方法ですね。

100%に拡大した後、背面側のダイヤル(マニュアル露出でシャッタースピードを変えるダイヤル)を動かすと、100%のまま次の画像や前の画像に移動できてピントのズレを確認しやすいですね。

この方法なら最初に撮った写真と後に撮った写真の差でピントのズレを確認できるので、SpyderLensCalほどの製品の精度がなくても自作でAFの調整が可能です。

人によっては「ピントの合いやすい何かを方眼紙の上に置くだけでもOK」というひともいますよね。実際、そう思います。

ちなみに1枚目をファインダー撮影、2枚目を背面液晶撮影という順番にはちょっとだけ意味があります。

1枚目のファインダー撮影の前にピントを大きくずらしてからAFでピントを合わせ、写真を撮ります。

次に背面液晶で2枚目の撮影をする際、コントラストAFは、元のピント位置がどこであれ、きっちりピントの前後を確認してから正確に合わせに行きます。

1枚目を背面液晶で撮影した場合、2枚目のファインダー撮影では、元あるピント位置がある程度正しい位置にある場合、位相差AFがサボって動かない場合があります。

その時はピントを大きくズラしてから撮るのですが、その操作でカメラの位置が動くことを防ぐために、1枚目はファインダー撮影から始めます。

まあ、背面液晶に切り替えるボタンを押す時も少しはカメラがズレる可能性はあるワケですが、少しでもカメラに触る回数を減らすことでカメラが動く可能性を減らすということです。

当たり前の注意点ですが

  1. カメラは三脚に固定してください。
  2. SpyderLensCal(もしくはそれに該当するもの)は、カメラの真正面に置いてください。
  3. レリーズケーブルを使ってください(追記2018/07/17:「露出ディレイモードはONにしてください。三脚を使用したとしてもミラーショックの影響が出てピントが甘いように見えます。本当にミラーショック凄いですね、D750)。
  4. コントラストAFが正常に作動する明るさの場所で行ってください。
  5. 露出はマニュアルで固定です。
  6. 使用するフォーカスポイントは中央1点です。コントラストAF時はノーマルサイズ、位相差AFの場合はAF-SだろうがAF-Cだろうが関係ありません。私はAF-Cでやってます。
  7. 1枚目と2枚目を撮る時にSpyderLensCal(もしくはそれに該当するもの)を動かさないでください。
  8. また、ファインダー撮影から背面液晶撮影に変える時のボタンを押す時もカメラを動かさないよう気をつけてください。
  9. 自作するなら、プリントするときはある程度高級な紙にプリントしてください。印刷がボヤけるとピントチェックが不正確になる可能性があります。できるだけそのプリンターの専用紙で。

SpyderLensCal(もしくはそれに該当するもの)は、カメラからどれぐらいの距離に置くのか

私は適当です。

しいて言うなら、ピントが合う距離です。遠すぎるとピントが合いません。ピントが合う距離はレンズによって違うと思います。

この調整によって得られるAF精度は近距離の精度だけですが、それは仕方ないとあきらめています。私はこの調整で、遠距離のAF精度も満足いく結果が得られています。

コントラストAFでピントが合わないレンズもありました。私の場合、AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-200mm F2.8G(IF) がそうでした。理由は良く解りませんが、フィルム時代のレンズは、コントラストAFが合いにくいと感じています。Ai AF Nikkor 35mm f/2DはコントラストAFでもピントが合い、調整できるんですけどね。

この調整が必要な頻度は人によっていろいろかと思います。

私は2か月に1回を考えていますが

ズレが気になるほどになったら、2か月以内だろうが当然調整します。大事な撮影の前も。

また、カメラのAF微調整幅を超えたらサポートセンターに出すことになるでしょう。D750は前後2cmでしたっけ?

そろそろ自分での調整も限界まで来ているレンズもあるので、おカネはかかりますが出す時期が近付いております。