Z6でのセルフポートレートは不便を感じる

三脚にZ6を置いてFTZを使いAF-S NIKKOR 85mm f/1.8Gで上半身のセルフポートレートを撮ってみた感想

■昼編

1. 光量的にも距離的にも好条件であっても瞳AFがアテにならない。微妙にピントが瞳にこない。ニコンの瞳AFは瞳がフォーカスエリアのシングルポイントよりも小さいと正確さが甘くなる気がするなぁ。Z6のシングルポイントは意外と大きいので困るよね。シングルポイントはピンポイントくらいのサイズが理想だった。シングルポイントで撮影する場合、スマホのSnapBridgeで「だいたいこの位置に瞳がくるだろうなぁ」という位置にフォーカスポイントを持ってきてシャッターボタンを押して、タイマーが切れるまでにスマホをポケットにしまってポーズをとる、というやり方になるけど、実際にフォーカスポイントの位置に瞳がきてるのかはスマホをしまってからは確認ができないワケで、正確さを求めるのが難しい。だからそこの瞳AFに期待だったんだけど、残念。

2. Wi-Fiの電波のチカラが弱い。iPhoneからSnapBridgeを使ってセルフタイマーで撮影するんだけど、スマホのシャッターボタンを押してスマホをジーンズの後ろポケットに入れたら電波が途切れてシャッターが切れないことが多かった(ポケットに入れる際の誤動作ではない。なぜなら、ポケットから出してWi-Fiがつながった瞬間にシャッターがきれる)。周りには人はほとんどおらず電波の状況は良かったのに不安定。WR-10って純正リモコンセットの購入が必要なのかもしれないけど電波がスマホと同じ2.4GHz帯だから安定性に不安が残るし受信機がZ6に内蔵されてないので受信機外付けなのも不便で使いたくない。なんでML-L3を使えなくしちゃったんでしょうねえ。

■夜編

1. AF補助光と瞳AFの相性が悪い?夜にセルフで撮った時、瞳AFを使用した写真は全て耳にピントが合っていた。意味不明。なんでこうなったのか私なりに分析してみたが、顔に当たったAF補助光の光りがまぶしすぎてコントラストを拾えず、AF補助光の位置から影になる耳が顔よりも若干暗くなり、ちょうど良い明るさだったのでコントラストが拾えて耳にピントが合った説。なぜそう思ったかというと、AF補助光のランプの位置から対角線に位置する耳にだけピントが合っていたから。そもそもAF補助光の位置がよくないよね。D750とかはまだマシだった。GODOXのX2TのAF補助光に期待したいところだけど、AF補助光の光りで瞳AFは正常に動くのかなぁ。それともローライトモードでAF補助光なしの方が良いんだろうか。ピントが合っている耳はAF補助光から影になっていると上で書きましたが、影になっているなら「ちょうど良い明るさ」というよりは「真っ暗」に近い状態だったかもしれないから、意外とAF補助光なしの方が結果は良かったかも入れませんね。まあ、好条件でもアテにならない瞳AFではありますが。

2. 昼編と同じくWi-Fiの電波は不安定ですね。

それでもまあ、一眼レフのようにフォーカスポイントが狭くてセルフが難しかった時に比べたらミラーレスはラクと言えるのかなあ。

 

GODOXのX1TのAF補助光はミラーレスでは出ないのでAF補助光をアテにするならX2Tが必要ですね。

 

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