発売中と発表済みのレンズを調べてみると
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
NIKKOR Z 24-50mm f/4-6.3
NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
DXレンズも入れると
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
NIKKOR Z DX 18-140mm f/3.5-6.3 VR
て感じになるでしょうか
私個人の感想としては
ここに挙げたレンズの全てに魅力を感じていません。
ボケの量に不満を感じるからです。
例えば大三元のNIKKOR Z 24-70mm f/2.8 Sの域だとF2.8でもボケが足りないと思ってしまうんです。
35mmや50mm単焦点を使う際はF1.8~2.2くらい
24mmならF1.8
で使うことが多いので大三元ですら不満に思ってしまいます。
ボケに頼りすぎるのが良くないのは当然ですが
ボケを活かした写真が選択肢からなくなるのは私にとって大問題で
ボケよりシャッターチャンス重視でズームが必要な場合は
NIKKOR Z 24-120mm f/4 S一択になるかな、と思います。100mm以上でF4ならどうにかボケを活かした写真も撮れるから。NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRでボケが活かせる焦点距離を確保できる場所は都心には少ない。
基本は20mm,50mm,85mmのF1.8シリーズがイイですね。
できれば、85mmではなく105mm F1.4あたりを待ちたいところですが。
これが望遠域になるとズームは途端に魅力的になり
70-200mm F2.8ならボケは十分で、ズームの便利さも活かせる。
先ほど、85mmの単焦点は除外と書きましたが
20mm,50mmのF1.8シリーズと70-200mm F2.8が現状ベストな3本って感じです。ポートレートにおいて、ですが。
ということで
標準ズーム渋滞問題については
ただでさえ魅力的に感じないズーム領域を渋滞させてるニコンのセンス、大丈夫か?
ってのが正直な感想です。
最初から最後まで本体1台にレンズ1本しか買わない人が圧倒的多数らしいですから
そういった層の人たちに多くの選択肢を与えてできるだけ多くの人にニコンを選んでもらう作戦なのは解りますけどね。
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