GODOX V1に限らず
夜にクリップオンでスピードライトを使って人物撮影をする際
夜景を背景として写すためにISO感度を上げると
スピードライトが明るすぎる
という現象に悩まされると思います
その解決方法はこちらに書いておりますが
富士フィルム 光量調節用フィルターを購入し丸くカットし、AK-R16の透明なフィルターに挟んで使うことで
GODOX V1の明るさがちょうど良く減光されます
加えてGodoxの色温度ジェルセットの一番薄いマゼンタでGODOX V1の緑かぶりを防ぎ、一番薄いオレンジで夜景との色温度を合わせ
ROGUEのグリッドを使いスピードライトの光りの角度を狭めることで、被写体だけに光が当たるようにする
ことによって夜のポートレートシステムは完成します
ただし
このシステムはGODOX V1の長所を1つ消してしまいます
それは
モデリングライトです
GODOX V1のモデリングライトはAF補助光代わりとして夜の撮影で活躍するのですが
富士フィルムの光量調節用フィルターを使用することでモデリングライトが大幅に減光され
AF補助光として役に立たなくなります
まあ、それでも
今はZ5IIの強化されたAFのおかげで暗所でのAFもまぁまぁ合いますが
初代Z6だったら、上記の長所消失は泣けますね
いつも購入を迷うのですが
NEEWERのZ2PROやZ2
モデリングライトが発光面じゃないところに付いている
この仕様だと
上記にあるようなスピードライトを減光する撮り方でも
モデリングライトがAF補助光代わりになるんですよね
ただ
それでもNEEWERのZ2PROを購入しない理由は
シャッターを押した時にモデリングライトが消灯するという記述が見つけられないから
です
夜のポートレート撮影はスピードライト使用時でもISO感度を上げるので
モデリングライトによる色かぶりの影響が結構大きいんですよね
GODOX V1はシャッターを押せばモデリングライトが消えるので助かりました
GODOX V860IIIは発光面じゃない場所にモデリングライトがあるので、AK-R1を付けてから上記のように減光フィルターやグリッドも装着できるのですが
そうすると今度はAK-R1の大きさのせいでモデリングライトの光が遮られ、まるで狙ったかのように顔の部分が暗くなり
結局AF補助光としての効果が期待できなくなります
GODOXV860IIIのモデリングライトはAK-R1装着を想定していないですから当然ですね
つまり
NEEWER Z2PROやZ2のように
モデリングライトの光りがアクセサリーに邪魔され遮られない位置に有ることが理想であり
GODOX V1、V1PRO,V100,V860IIIのようにシャッターを押した時にモデリングライトが消灯するのがベストなのです
GODOX V1やV100の後継機が発光面以外のモデリングライトを採用してくれたらなぁ
って思いますね
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