Lightroom Classic でGPUがどれくらい意味があるのか
という話の追加情報
前回のブログでは
『GPUの設定をONにする際、設定は「自動」にしている』
と書いたが
その詳細。
GPUの設定を「カスタム(完全グラフィックアクセラレーションが有効)」にした場合
Windows10のタスクマネージャで
「専用GPUメモリ使用量」が満杯ちかくまで上昇し(といっても7割程度だが)共有GPUメモリ使用量まで使用されることになる。
共有GPUメモリまで使用されるとなるとパフォーマンスに悪影響が出るかもしれない。
私が前のブログで
「カスタム(完全グラフィックアクセラレーションが有効)」だと補正ブラシで塗り作業をする際、ブラシの反応が鈍く感じた」と書いたのも、共有GPUメモリを使用した状態であることが原因かもしれない。
なので
NVIDIA Quadro P400(もしくはGPUメモリ2GBのGPU)を使う際のLightroomの設定は
「自動」
がベストだと思う。
ちなみに
PhotoshopのGPUの設定は
「標準」でも「詳細」でも使用される専用GPUメモリの量に変化は見られなかった。
「標準」の方が「選択とマスクワークスペース」でマスクを操作するときの反応速度が微妙に良い気がしたので「標準」にしているが、あまり意味がない気がする。
Windows10のタスクマネージャでGPUの占有率をみても「標準」と「詳細」の差はなく15%程度
LightroomとPhotoshopを同時起動することがほとんどなので非力なNVIDIA Quadro P400の性能を考えると一応「標準」にはしているが、LightroomでのGPU設定と違い明確な根拠はない。
これは非力なNVIDIA Quadro P400であって、高性能なGPUであるなら
Lightroomは「カスタム(完全グラフィックアクセラレーションが有効)」
Photoshopは「詳細」が良いだろう。
高性能なGPUの基準は
グラフィックスメモリが4GB以上
と言いたいところだが
余裕をもって5GB以上かな、と思う。
つまり
NVIDIA Quadro P2000以上だ。
コメント
[…] で塗り作業をする際、ブラシの反応が鈍く感じたから。「自動」の場合、今のところ問題はない。ここらへんはNVIDIA Quadro P400 という安いGPUの性能によるものなのだろう。※追記情報アリ […]