Lightroom Classic でGPUがどれくらい意味があるのか
特に
NVIDIA Quadro P400程度でどれくらいGPUの効果があるのか
という話
他、PCのスペックはIntel Core i5-9400F メモリ32GB SSDはM.2. SATA3で1TB
このスペックならCPUは必要十分に高速だしメモリも余裕があるので、GPUはOFF設定にしても動作はほぼ変わらないとは思いますが
一応、ちょっとだけ違いがありました。
例えばGPUがOFF設定の状態でLightroom Classic で結構現像をいじった(シャープをかけたり明瞭度あげたり等)RAWを1:1に拡大をすると
ちょっとジャギーがある低解像度画像が見えて瞬間、高解像度の1:1画像に切り替わる(すでに1:1のスマートプレビューが存在する場合)。
それを標準プレビューに戻し、再度1:1の画像を表示させると
先ほどと同じくちょっとジャギーがある低解像度画像が見えてから瞬間で高解像度の1:1画像に切り替わる。
GPUの設定をONにした場合は
最初に1:1に拡大した際は上と同じくちょっとジャギーがある低解像度画像が見えてから瞬間で高解像度の1:1画像に切り替わる。
しかし
それを標準プレビューに戻し、再度1:1の画像を表示させると
もう低解像度画像は表示されず高解像度の1:1画像になる。
一瞬の違いではあるがGPU ONの設定の方が標準プレビュー、1:1プレビューを繰り返す操作で高速化されている。
で
この一瞬の差は通常の現像作業の中で意外とデカい。だいぶストレスが軽減される。
なので
私はNVIDIA Quadro P400程度であってもLightroom Classic のGPU設定はONにしている。
GPU ONの設定は不安定さを招く恐れもアリ、ほんのちょっとの差なら安定性重視でOFFが正解なのかもしれないけど
そこはワザワザ安定性を重視してQuadroにしているわけで、ONしないともったいないと私は思っている。
※追記:
GPUの設定をONにする際、設定は「自動」「カスタム(完全グラフィックアクセラレーションが有効)」のどちらが良いか、という話。私は「自動」、つまり「基本アクセラレーションをサポート」にしている。理由は、「カスタム(完全グラフィックアクセラレーションが有効)」だと補正ブラシで塗り作業をする際、ブラシの反応が鈍く感じたから。「自動」の場合、今のところ問題はない。ここらへんはNVIDIA Quadro P400 という安いGPUの性能によるものなのだろう。※追記情報アリ
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