まずはマウント径による高画質化ですかね。
ニコンの技術者の嬉しそうな笑顔が見えるかのような画質とでも言うんでしょうか。
Fマウントレンズに比べてなんか妙に安定した画質なんですよね。
それとは別に私が気になっているのは
コントラストAFの強さ
です。
ZシリーズのAFは【ハイブリッドAF】と呼ばれ
像面位相差AFとコントラストAFの良いところを上手く使ったAF
というイメージですが
実際のところは
可能な限り像面位相差AFだけを使い
どうしても像面位相差AFが無理な時はコントラストAFを使う仕様らしいです。
可能な限り最後まで像面位相差AFのみを使うのでコントラストAFに強くても無意味な気がしますが
AF-SのピンポイントAFはコントラストAFのみなのでコントラストAFの性能は重要になってきます。
ピンポイントAFはかなーり正確なピント合わせが可能になり、あまりアテにならないZシリーズの瞳AFに比べてポートレート撮影では瞳に正確にピントを合わせる上でかなり役に立つ機能なのですが
Fマウントレンズを使用時には若干のスピード低下と不安定な挙動になることがあります。
まったく悪条件とは思えない状況でピンポイントAFが迷うこと、よくありました。
その点
ZマウントレンズはコントラストAFでも挙動が安定します。
ウォブリングが前提の作りなのでしょう、コントラストAF特有のウォブリングも速いです。
なので、安心してピンポイントAFが使えます。暗所もコントラストAFが動くことが多い気がするので、やはりZマウントが安心ですね。
コントラストAFの挙動がZマウントレンズ最大の強みかな、と思っています。
※追記
Z6でFマウントレンズを使うと像面位相差AFもイマイチ不安定ですね。
ZシリーズはZマウントレンズじゃないとAFの挙動が不安定な気がします。
ZシリーズはZマウントレンズで本領発揮
というよりは
ZシリーズはZマウントレンズじゃないと使い物にならない
くらいFマウントレンズ使用時は挙動が不安定
ただ
Zマウントレンズですら「おや?」って迷うこと、あるんだよなぁ
ミラーレス初号機としては、こんなもん
ってあきらめるしかないのかな。
バージョンアップで暗所のAF性能が上がってAFの安定性向上にも期待したんだけどなぁ
「こんなところで迷うの?」ってのが結構発生して撮影リズムが狂ってイラっとする。
瞳や顔にシングルポイントAFやピンポイントAFを持ってきた時が特に迷いやすい
って、一番迷っちゃダメな箇所じゃん!
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