Z9のオートフォーカスで気になる点がある※重要な追記アリ

Z9もハイブリッドAFだと書いてあった

ニコンのハイブリッドAFについては過去にブログで書いたことがある

名前だけ聞くと

途中まで像面位相差AFで動き、最後はコントラストAFで正確にピントを合わせる

という勘違いをされやすいが

それはソニーのファストハイブリッドAFであって

ニコンのハイブリッドAFは違う

というのが私の認識である(間違っていたら訂正します)。

が、その情報をニコンから聞いたのかネットで見たのか忘れてしまって確信がもてない。

とりあえず

正しい

という前提で話を進める。

ニコンのハイブリッドAFは

像面位相差が動く明るさ(もしくは像面位相差でピントが合わせられる被写体)だと判断したら最初から最後まで像面位相差でピント合わせ

暗くて像面位相差では無理そう(もしくは低コントラストの被写体で像面位相差では無理そう)なら最初から最後までコントラストAFでピント合わせ

という動きをする。

ここまでの話で気になったのは

その挙動はAF-Cでも同じなのか?

という点

私のZ6で試したが、たぶんAF-Cでも同じ挙動。

Z9もたぶん、同じ挙動だろうと想像する。

個人的な意見だが

これ、邪魔じゃないだろうか

AF-CでコントラストAFで動かれるの、イヤだなぁ

だったら動かない、ピント迷う

の方がまだマシ。

なぜなら

あきらめがつくから。

あきらめることで

被写体を明るくする

AF-Sで撮る

等、切り替えて別の方法を考えることができるから。

普通の人はどう思うんだろう?

コントラストAFでもいいから動いてほしいのかな?AF-Cの時。

例えばだけど

スピードライトを使った撮影で

被写体は動いていて

凄い暗い時

事実上AFは使い物にならないから

そこで色々な工夫が必要になってくるんだけど

そこをコントラストAFで動かれちゃうと

なまじ動作するだけに

「使えないAFだな」とか勘違いする人が出てきそうなんだよね、まあ実際暗いところ弱いという意味で使えないAFなのかもしれないけどさ

そういう時の工夫はこれまでのAFでもあったわけで。

AF-C時はハイブリッドAFじゃなくて像面位相差だけ動くようにした方が便利だと思うんだよねぇ

※追記:例えばD750の暗所AF性能は-3EV、D6は-4.5EV、Z6は-3.5EV、Z9は-6.5EVだけど、Z6やZ9の数値ってハイブリッドAFのコントラストAF時の性能ってこと?(ちがうのかな?)。純粋に像面位相差だけの暗所AF性能ってどれくらいなんだろう?ハイブリッドAFってことにして通常時の暗所AF性能を数字的に盛ってるとかあるのかなー?なんか、ハイブリッドAFをやめて通常時は像面位相差AFのみ。それで無理ならローライトAF、とかに分けた方が解りやすい気がするんだけどなー。ハイブリッドAFの意味があるのってソニーのファストハイブリッドAFだけの気がするんですよね。だからニコンのハイブリッドAFをソニーのファストハイブリッドAFと勘違いする人が出ちゃうんだと思う。

※重要な追記:元カメラ開発者の方がやられているYouTubeにて「像面位相差はキヤノンのデュアルピクセル以外は最後にコントラストAFを使う必要がある」という説明がありました。ピントが合っているであろう近くまではフォーカスを動かすことが可能だが、そこからさらにバッチリ正確なピントを合わせるにはコントラストAFを使う必要があるそうです。この話を解説されている方は元技術者であり、過去の動画の内容からみても話の正確性には定評があり、そうなると上記に書いてある私の話は全て間違いということになります。ただ、ニコンの公式見解では上記の通り「像面位相差が動く明るさ(もしくは像面位相差でピントが合わせられる被写体)だと判断したら最初から最後まで像面位相差でピント合わせ、暗くて像面位相差では無理そう(もしくは低コントラストの被写体で像面位相差では無理そう)なら最初から最後までコントラストAFでピント合わせ」であり、この話は私以外にもニコンから直接聞いている人はいます。なのでどちらが正しいの現時点では不明ということになります。

 

コメント

  1. 今泉憲二 より:

    明るい時は最後まで位相差だとしたらAF微調整の必要なレンズが有るでしょう、(Fタイプレンズ)でも超ベタピンで撮れる、此は最後はコントラストAFになるからでは?AF微調整が出来るのは知っています。
    AF性能がC社に比べ大巾に劣り飛び物撮りで大苦戦です(z9)此は常にハイブリッドAFだからだだと思っています。常時使用者の超不満実感です。

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