※追記:このブログを書いた後で気づいたんですが、なんか熱暴走の件で色々やらかしてませんか?R5さん。まぁ、キヤノン製品はスペックだけって言われたりする企業さんでもありますし、おどろくことでもないのかな。
新型感染症が再度怪しい状態になりつつある現在
安心して写真を撮れる状態ではありません
それは
撮影という行為で病気がうつる云々だけではなく
撮影という行為自体が今は批判の対象になるかもしれない
という意味が含まれます。
そんな状況下でプロではない人が50万もするカメラを買うのは
バカだけなんですが
まあ、資本主義はバカが多いことが前提で成り立ってるワケで
私もそんなバカの一人ですし
それをのぞけば
ニコンユーザーとして羨ましい限りです。
8K、本体でのRAW動画撮影、4K120P、人物における瞳・頭部AF、動物における瞳・顔・全身AF、最高8段のボディ内手ぶれ補正
こういったカメラが作れる技術力がうらやましいというよりも
こんなカメラをいま作れる企業としての体力が
ニコンユーザーとしてうらやましい。
私は引き続き
写真も動画もZ6で撮ります。
理由はEOS R5を買う予算がないからです。Z6を使う理由はそれだけです。
いい作品を録るのに必要なのはカメラの性能じゃない
とかいう戯言は無視した方がいいです。
カメラの性能が上がれば、そのぶん自分に余力が生まれる。
その余力はクリエイティブなことに回せる。
だから予算の許す限り、いいカメラを買えばいい。
もちろん
どんどん高性能化していくカメラであっても
カメラに任せればいいけど、自分でできたらベスト
という技術がいくつかある。
■露出
天気や室内の明るさをみて一瞬で露出が解るってのは凄く強い。
■ホワイトバランス
状況をみてケルビンの設定が自分でできるのは相当に強い。
この2つを機械まかせではなく自分でできる人は圧倒的に強い(ミラーレスでファインダーや背面液晶をみながら手動で、という手動とは違う。自分の頭の中でできる人のコト)。
私はできない。
ピントももちろん自分でできた方がイイけど、神経質なことを言えば今はAFの方が正確だからね。
AFが思い通りに動かないときに手動である程度できると便利よね、くらい。
話が少しそれちゃったけど
EOS R5の羨ましいところ
まず8K動画
人間が実際に鑑賞する状況においては4Kが限界で8Kは4Kと判別できない
って話を聞いたことがありますが
だから8Kが無意味という人間がいたら、それは動画を作ったことが無い人の意見でしょう。
8Kで撮っておけば4Kまで無劣化で4倍のズームアップができるんですよ。
写真撮ってて「トリミングできるの助かる」と同じことが動画にもあります。
私は主にフルHD24fpsで動画を作っています。
パソコンが非力だからです。つまりお金がないからです。
それでも動画は4K24fpsで撮ります。
フルHDの動画を作る際、4倍までのズームアップは画質が劣化しないので本当に助かります。
これが
8Kで録れるなら4Kの動画を作る際、同じことが言えるんですよね。
そして
4Kの動画は8Kの動画と見分けがつかないと言われるくらい、4Kはある種のしきい値なのです。
フルHDはあと少しで「画像が荒いなあ」と言われる時代になるでしょう。
でも4Kは8Kと見分けがつきにくいので4K時代は意外と息がながいかもしれない。
だから8Kで録れるカメラは長く使える気がするワケです。
どう考えたって羨ましいにきまってます。
次に
4K120fpsが録れる。
スローモーションのカットを録る際、120fpsで録れるのは助かります。
DaVinci Resolveはスローにした際の不足分のフレームをAIで作ってくれるので、その機能で代用することは可能なのですが
その機能は相当なPCパワーを必要とし、結構な時間がかかるので
スローで使う可能性のあるカットだと事前に解っているのであれば、120fpsで録っておきたい。
スローに関して4K120fpsにお金をかけるかPCのパワーにお金をかけるか
どっちが効率的かって話においては
悩ましい。
スローにした際の不足分のフレームをAIで作ってくれる機能を速くするためにPCにお金をかけた方が良い気はするが
それでも結構な時間はかかると思うので
時間をお金に換算するとやはりR5を買った方が効率が良いのかな。
スローにしたいけど120fpsで録り忘れた場合はPCのパワーが必要になってくるからPCパワーにお金をかけたいけど
素材8KのデータでAIを使ったフレームの作成って
200万程度のPCでも実用レベルに動くのか?って恐怖を感じるので
やっぱ120fps録れるR5の方にお金を使った方が良い気はするなあ。
いやまあ
どちらにしても
8K動画を扱うってだけで200万超えのPCは必要になってくるだろうけど。
※追記:4K120fpsって記録形式に制限ある?RAWじゃ録れないとかあるのかな。そうなると8K-RAWで録った動画と色を合わせるとかが難しいな。logで録るのは嫌いだし。それならPCにお金使った方が正解か。
最後に
本体で8KのRAW動画が録れる
写真でRAWでとることのラクさをしっているなら
動画でRAWが録れることがどれだけ羨ましいか。
それもあのサイズの本体だけで。これ大事。
さてさて
羨ましいことの全てが動画に関してでした。
写真に関しては
羨ましいことは少ないかなぁ。
私が写真機として一番大事だと思っているのはAFの性能で
R5は進化したとしてもAFはSONY並って想像してます。
ただしα9系には程遠いでしょう。
ミラーレスは機械シャッターが動くと被写体を追うのが大変だし、AFもなんか動体に弱くなるんですよねぇ。
これはいくら進化しても改善しないと思うなあ。
解決策はグローバルシャッターか現時点での最善策はα9系だけでしょうね。
写真の画質はピントが合っていることが大前提
画質の優劣は画素数の多い少ないではなくAFの性能差ですからね
EOS R5は高いですが
8K対応が理由で長く使えるカメラとして考えれば
コストパフォーマンスは意外と良いのかもしれません。
ただし
本格的に動画を扱うのであればRFレンズやパソコンなどにも相当なお金がかかります。
さらに本格的に動画を扱うのであれば
シネマ系のレンズなど、もはや個人レベルとは段違いにお金がかかりますし
そもそも30分制限が邪魔です。
そう考えると
R5の金額や写真機・動画機としての性能は
中途半端な位置にいるのか
ちょうどいい位置にいるのか
判断が難しいところですね。
じゃあR6
って、だったらα7IIIで良いような。
ああ、ファインダーがダメか。
で、ファインダーが良くなったα7IVが出てくるワケか。
そう考えると
R5の登場でSONYユーザーが悲観することはなさそうですね
悲しい悔しいなんとも言えない気持ちになるのはニコンユーザーだけでしょう(笑)
コメント
[…] 理由は前のブログに書いた通り […]